ザ グラン リゾート 鳥羽
料理長おすすめ会席
伊勢海老をはじめ、新鮮な海の幸をふんだんに使い、野菜もおいしく食べていただく、これが新料理長安田のめざす会席料理。精進料理の本場、高野山の宿坊で磨いた技が今回の料理長おすすめ会席の献立にも表れており、GR鳥羽の新名物になりそうです。
八寸は桜海老の煎餅、生麩の三色団子、桜鯛と酢飯で桜餅に見立て、華やかな花見をイメージ。椀物は、胡麻豆腐の上にあっさりと味付けした油目と土つく筆しを盛り付け、塩漬にした桜花の香りが口の中にふんわりと広がります。
造りのメイン、伊勢海老は提供直前にさばかれ、身が抜群に締まりプリプリ。霜降りをした桜鯛、香ばしく皮に焼き目を付けた鰆、地元の一本釣り鰹、コリっとした緋扇貝を自分ですりおろしたワサビで贅沢に味わっていただきます。
炊き合わせの筍饅頭は、ひと手間かけ、丁寧に手が掛けられた一品。筍をすりおろし茶巾絞りにした饅頭の中身に、サイコロ状の筍を忍ばせ、食感の硬軟を楽しめます。旬の食材に一捻り効かせた逸品の数々、ゆるりとご堪能ください。

右:提供するその日に仕入れ、直前伊勢海老は新鮮そのもの。青紫色の殻が美しい緋扇貝は地元ならではの食材。
左上:ふわっコリッ感が絶妙な茶巾絞りの筍饅頭。餡には地元産ワカメを刻んで入れています。
左下:鉄板焼は黒毛和牛にアボガドとチーズが絡んで美味。